スマホはセンサーが満載!これをデータに活かす事が進んでいます。
モノだけでなくヒトにまでセンサーを張り巡らし、そこから得られた情報をマーケティングや顧客満足度の向上、業務改善などに生かす事例が増えています。
安価な通信手段の登場や、データを集約して容易に分析できるクラウドサービスの出現などにより、社会に張り巡らされるセンサーの数は一気に増えています。その活用が企業の競争力向上に直結しています。
家電、クルマ、住宅やオフィスビルなどの不動産、電気や水道などのインフラ、さらには自動販売機やペットまで、今、あらゆるモノや場所にセンサーが設置され、ネットワークでその情報を収集できるようになって来ました。
その結果、消費者の行動をマーケティングや顧客対応に生かしたり、従業員の行動を業務改善に生かせるようになって来ました。
そうした中で急速な勢いで数を増しているセンサーがあります。それがスマートフォンです。世界で年間6億台近くが出荷されるこの端末には、実は様々なセンサーが満載されているんです。
動きを読み取る加速度センサー、位置情報を示すGPS(全地球測位システム)、方角を読み取る電子コンパス(地磁気センサー)、バーコードを読み取ったり人間の顔を認識する画像センサー、そしてRFID(無線ICタグ)を読み取るNFC(近接無線通信)リーダー。一昔前には考えられなかったほどの多種類のセンサーが満載され、ネットワークに常時接続された状態で人々が持ち歩いているわけです。
スマホは、家電など人の周囲にある機器のセンサー情報を収集し、ネットワークに吸い上げる役割も果します。3G通信機能を持たない機器から、Bluetooth通信やNFC、モバイルFeliCaなどを介してスマホがセンサー情報を受け取り、クラウド側に送信するという使い方が出来るわけです。
このようにスマホは、あらゆる情報の中心的存在にあるわけで、今後その情報を使って、益々我々の生活に深く関わっていくでしょう。
その使われ方に期待します。特にマーケティングに有効なデータが拾えると様々な分析、課題解決に応用出来るはずです。
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